令和6年1月1日より発生した地震に関して、石川県に救護班第一班を派遣しました。
1月16日に大分県を出発し、17日~19日の三日間の活動を行い、石川県七尾市内の避難所において巡回診療や避難所アセスメントを実施しました。
現地では道路のいたるところに亀裂や段差があり、法面の土砂崩れの箇所が多くみられました。避難所で生活されている方は比較的明るく振舞ってはいましたが、将来に対する不安はかなりあるように感じられました。断水によるトイレやお風呂等、衛生上の課題が多く見受けられました。
また、避難所の管理運営を行っている支援者の方々(市の職員や自主的に手伝いをしている避難者)は自身も被災者であることもあり、疲れが出て来ているようでした。
今後は、支援者支援、こころのケア、介護が必要な方等への福祉的な支援、行政手続きや仮設住宅等への引越し支援が必要となってくることが予想されます。
大分赤十字病院では今後も被災地へ救護班を派遣し活動を行う予定です。
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「令和6年能登半島地震災害義援金」受付中
日本赤十字社では、令和6年能登半島地震災害による義援金を受け付けております。
皆さま方からお寄せいただきました義援金は、被災地の方々の生活を支援するため、被災都道府県が設置する義援金配分委員会へ全額をお送りします。
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