東3病棟は急性期治療を終えた患者さんが、住み慣れた地域（在宅や介護施設）で療養できるよう支援する地域包括ケア病棟です。医師や看護師、リハビリテーション科、栄養士、薬剤師と連携して、患者さんが安心して退院できるよう、患者さんに寄り添いサポートしています。
　内分泌糖尿病内科は、血糖コントロール・糖尿病教育目的の患者さんを受け入れています。週6回開催される糖尿病教室では、各職種からの専門的な講義を聞くことができます。また、多職種で構成された院内糖尿病チームが中心となり週に1回カンファレンスを行い、一人一人の患者さんにあった生活指導を行っています。

肝胆膵・消化器疾患を中心とした外科病棟です。周手術期の看護が主ですが、化学療法や放射線療法の看護、緩和ケアにも取り組んでいます。周手術期の看護では、術前から理学療法士や歯科と協働し、術後肺炎予防に取り組み、効果をあげています。また、術後の早期回復を促し、退院後も安心して生活ができるように患者さんの背景を踏まえた退院支援を、退院支援連携看護師や当院併設の訪問看護ステーションと協働しながら実施しています。終末期看護では、がん専門看護師や緩和ケア認定看護師とともに患者さんや家族に寄り添い、安全・安心・安楽な看護の提供に力を入れています。

今年度からリウマチ科も加わりました。急性期の治療中の看護だけでなく、退院後の生活を視野に入れた生活指導・支援の充実に取り組んでいます。病棟の看護スタッフと医師、薬剤師、栄養士やその他のメディカルスタッフと協働して、患者さんが安心・安楽に医療と看護が受けられるように心がけています。

東６病棟は、整形外科とリウマチ科の混合病棟です。
整形外科は、脊椎外科手術、人工関節手術、外傷関連手術など手術治療を中心とした急性期治療を行っています。リウマチ科は検査、治療だけでなく患者教育にも力を入れています。私たちは、患者さんが安全・安心して治療を受けることができるように、理学療法士、作業療法士、医療ソーシャルワーカー、病棟薬剤師、管理栄養士とともにチーム医療に取り組んでいます。

西４病棟は、循環器内科・脳神経内科・脳神経外科・外科の混合病棟です。
西４病棟では、入院時から退院を見据えた退院支援に努めています。患者さんを援助していく上で、医師・看護師間の連携はもちろん、薬剤師・社会福祉士・栄養士・リハビリテーション科などとの連携がとても大切です。スタッフ一丸となって、患者さんに安全・安楽・安心な医療を提供できるよう心がけています。

婦人科、腎・泌尿器外科、腎臓内科、歯科口腔外科、整形外科の混合病棟です。
婦人科、腎・泌尿器外科、歯科口腔外科は、良性・悪性疾患の手術や検査、化学療法を行っています。腎臓内科は生活習慣病のひとつである腎臓病患者の教育や検査、治療を、整形外科は脊椎圧迫骨折など保存的治療の患者の治療をしています。どの科もプライバシーの保護とインフォームドコンセントが大切と考えています。また、本人の意思決定支援や問題解決のプロセスを支えるために、医師・看護師はもとより、薬剤師・栄養士・リハビリ、ソーシャルワーカなどと連携をしています。

西6病棟は、消化器内科・肝胆膵内科・内分泌代謝内科・呼吸器内科の混合病棟です。安全・誠実・迅速な医療の提供を目指しており、医師・看護師・コメディカルでチーム医療を実践しています。

外来は、一日平均500人の患者が来院します。28の診療科、内視鏡室、人工透析室、外来化学療法室、中央処置室で構成さています。看護外来では、緩和ケア外来・ストマ外来、腎臓病療法選択外来などで、質の高い看護の提供を行っています。

当院の救急外来では、救急医と各専門家とのコラボレーションで成り立っております。 地域の救急医療に貢献するべく日々邁進しております。

滅菌・感染管理課スタッフの声：
　私は入職して1年と4か月経ちました。これまでは医療に関連した業種ではなく、初めての医療現場です。入職当初は物品名や医療材料の作成などに戸惑うことが多く、先輩たちに多くのサポートをしてもらい現在に至っています。業務は時間帯によっては煩雑になりますが、機械と人間で、時間を上手に使いながら業務に従事しています。
病院においては手術などで、患者さんが安心して治療を受けられるように、またスタッフの方が安全に器械類を使用できるように【縁の下の力持ち】に徹しています。
職場は50～60代の先輩から20代と幅広く、また男性職員もいます。経験も話題も豊富です。勤務は日勤帯が多く、手術の時間によっては遅出勤務もありますが、一人で行うのではなく先輩と確認しながらの勤務なので、心強く勤務ができています。また個人的には滅菌技師の資格取得を目指しているところです。経験の有無や、男女問わず、私たちと一緒に働いてみませんか？