研修プログラム
研修プログラム
1年次では、内科24週、救急科8週、必修16週・選択科4週を履修します。
2年次では、地域医療4週が必修の他は、自由選択となります。ただし、1年次での履修状況によっては、研修プログラムの到達目標達成のために必要な診療科を自由選択期間に履修してもらう場合があります。
1年次プログラム(例)
内科 24週(必修) | 内分泌・糖尿病内科、呼吸器内科、消化器内科、循環器内科、リウマチ科、腎臓内科、肝胆膵内科、脳神経内科より1科につき最大8週 合計24週 |
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救急 8週(必修) | 麻酔科 4週、救急科 4週 |
必修 各4週 | 外科・小児科・産婦人科・精神科を各4週、合計16週 |
選択科目4週 (自由選択) |
当院の診療科からの選択 |
2年次プログラム(例)
地域医療4週(必修) |
次の施設から選択します。
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選択科目 48週(自由選択) ※当院の診療科または臨床研修協力施設からの選択です。 |
当院で選択可能な診療科
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協力施設で選択可能な診療科
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スケジュール
1年次
分野 | 診療科 | |
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4月 | 内科 | 循環器内科・腎臓内科 |
5月 | ||
6月 | リウマチ科・内分泌・糖尿病内科・脳神経内科 | |
7月 | ||
8月 | 消化器内科・呼吸器内科 | |
9月 | ||
10月 | 必修 | 外科 |
11月 | 産婦人科 | |
12月 | 小児科 | |
1月 | 救急 | 麻酔科 |
2月 | 救急科 | |
3月 | 選択 | 自由選択 |
2年次
分野 | 診療科 | |
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4月 | 地域医療 | 地域医療 |
5月 | 選択 | 精神科(別府医療センター、帆秋病院) |
6月 |
当院 協力施設 |
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7月 | ||
8月 | ||
9月 | ||
10月 | ||
11月 | ||
12月 | ||
1月 | ||
2月 | ||
3月 |
研修医の在籍状況(令和6年4月現在)
研修医の在籍人数は常時15名前後なので、同じ診療科で研修医が重複することはほとんどなく、ローテートする各診療科で充分な症例が経験できます。
また、医科・歯科の区別なく研修医同士の情報交換・交流も盛んです。
- 在籍状況
10名(内訳:基幹型6名、協力型4名) - 基幹型研修医の出身大学(実績)
大分大学、九州大学、長崎大学、熊本大学、宮崎大学、鹿児島大学、広島大学、鳥取大学、島根大学、福岡大学、久留米大学、東邦大学、愛知医科大学、藤田医科大学、産業医科大学、福井大学、横浜市立大学
研修医室の紹介
研修医専用の研修医室を整備しています。研修医室は、研修医の心のオアシス、ほっと一息つける安らぎの場所になっています。
研修医室の主な設備として、デスク・ロッカー・書棚・ソファー・パソコン・コピー機・電子カルテ端末・冷蔵庫・電子レンジ・洗面台等を備えています。別に研修医専用の仮眠室2室があります。
研修医の勉強会等について
当院ではローテーションでの各科を回っている間の勉強以外に、研修医全体での勉強会も行っています。
研修医1年次・2年次対象ミニレクチャー
研修医1年次・2年次を対象にミニレクチャーを行っています。隔週で行われるこのミニレクチャーでは、各診療科の部長が講師となり、研修医として知っておいてほしい内容を中心に講義を行います。
今後も、研修医の要望に応える形で勉強会を続けていきます。
2023年度 実施状況
テーマ | 担当診療科 |
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輸液について | 腎臓内科 |
救急における画像診断 | 放射線科 |
腹痛の入院判断 | 肝胆膵内科 |
危険な心電図 | 循環器内科 |
ショック時の対応 | 呼吸器内科 |
救急外来での神経診察・頭痛の対応 | 脳神経内科 |
敗血症への対応 | 呼吸器内科 |
救急外来でのエコー | 放射線科 |
骨折の読影と対応の仕方 | 整形外科 |
消化器疾患の救急対応 | 消化器内科 |
喘息、肺炎の初期治療 | 呼吸器内科 |
縫合の仕方 | 外科 |
シーネ固定のコツ、脱臼の整復 | 整形外科 |
抗菌薬について | 総合診療科 |
不明熱の考え方 | リウマチ科 |
胸痛の鑑別 | 循環器内科 |
救急外来での創処置+フォローアップ | 外科 |
心エコーについて | 循環器内科 |
ICU管理について | 呼吸器内科 |
水曜会
2カ月に1回、第3水曜日に県内の開業医の先生方を対象として「水曜会」を行っています。
内容としては、内科系の専門領域のトピックスのミニレクチャーと、研修医の症例報告を行っています。
他職種との勉強会
さまざまな他職種によるレクチャーを受け、医師として必要な知識・技術を習得します。
臨床工学技士のもと、除細動器取り扱い研修会では、実際にパドル放電と使い捨てパッドによる放電、AEDモードを体験
臨床工学技士とともに、人工呼吸器関連機器の取り扱いを学ぶ
研修医による自主的な勉強会
上記の勉強会等以外にも自主的に研修医同志の勉強会を定期的に行っています。
緩和ケア研修会
がん患者への治療、対応などを勉強するために緩和ケア研修会に参加しています。