整形外科

ごあいさつ

正しい診断と、患者の皆さんのひとりひとりに応じた適切な治療を提供します

2024年度は整形外科医9名(日本整形外科学会専門医<日本専門医機構整形外科専門医含む>6名、日本脊椎脊髄病学会脊椎脊髄外科指導医1名、日本リウマチ財団登録医2名、日本リハビリテーション医学会認定臨床医1名、日整会認定脊椎脊髄病医3名、日整会認定リウマチ医3名、日整会認定スポーツ医2名、日整会認定運動器リハビリテーション医4名)当科での診療の基本姿勢は、全身の関節疾患、くび・こしなどの脊椎疾患など運動器全般にわたり、正しい診断と、患者の皆さんのひとりひとりに応じた適切な治療を提供することです。また、手術治療でお悩みの方には、セカンドオピニオンの励行に努めております。

令和6年度 整形外科スタッフ 専門、担当

今澤 良精 脊椎外科
麻生 龍磨 関節外科、上肢の外科、リウマチ外科、外傷、スポーツ外科
藤井 陽生 脊椎外科、外傷、整形外科一般
大角 崇史 肩関節外科、外傷、整形外科一般
佐藤 実砂 リウマチ外科、整形外科一般
坂井 崇一郎 整形外科一般
笹栗 慎太郎 整形外科一般
桑畑 亮平 整形外科一般
金堂 大生 整形外科一般

医療機関の認定

日本整形外科学会研修施設

診療内容・特色

診療は整形外科領域全般(骨軟部悪性腫瘍、小児整形除く)にわたって手術治療を主とした急性期医療が中心で時間外もオンコール体制をとり救急患者に対応しております。医師としてのキャリア20年以上のスタッフが2名、中堅スタッフが5名、若手スタッフが2名とバランスのとれた人員体制で主治医中心のチーム医療を心がけて診療にあたっており安全で質の高い医療を提供しております。

手術治療の特色

当院の手術治療の特色としては脊椎外科手術、リウマチ関連手術、外傷関連手術が挙げられます。脊椎手術は脊柱変形に対するinstrumentationを多用した高侵襲な脊柱矯正手術から一般的な変性疾患に対しての除圧術、固定術、また低侵襲手術としては骨粗鬆症性椎体骨折に対しての経皮的椎体形成術や椎間板ヘルニアに対しての内視鏡手術、局所麻酔下で行われる椎間板内酵素注入療法など様々な手術を行っております。当院でのリウマチ関連手術は生物学的製剤、JAK阻害剤の使用症例も多く術後感染予防、周術期管理に細心の注意を行いながら実施しております。同一病棟にリウマチ科もあり合同でカンファレンスや相談しながら診療にあたっております。多関節変形の症例が多く近年手足の再建手術の需要が増えております。人工関節は下肢(膝、股、足趾)のみでなく上肢(肩、肘、手指)も行っており術後QOLの向上が得られております。外傷関連手術では最も多い大腿骨近位部骨折においては地域連携パスを用いた複数の医療機関でのシームレスな治療に取り組んでおります。