日本リウマチ学会認定教育施設
新リウマチ専門研修認定教育施設
膠原病・リウマチ内科領域基幹施設（日本専門医機構認定）

リウマチ科は関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、全身性強皮症、皮膚筋炎/多発性筋炎、シェーグレン症候群、血管炎、リウマチ性多発筋痛症、成人スチル病、IgG4関連疾患、偽痛風などの膠原病・リウマチ性疾患の診療を行っています。
当院では1985年にリウマチ・膠原病の専門外来が開設され、大分県の中心的施設として、これまで多くの患者さんの診療に従事してきました。現在は4名の常勤医で診療していますが、2名が日本リウマチ学会の専門医、指導医を取得しており、レベルの高い診療を行っています。
特に患者さんの多い関節リウマチの診療では、関節超音波検査などを使用した早期診断、生物学的製剤やJAK阻害薬などの新しい治療薬を使用した寛解導入治療と寛解維持療法に力を入れています。
また当院では、リウマチセンターとして多職種専門職によるチーム医療を行っていることも特徴です。当科は整形外科と同じ病棟で診療しており、リウマチ内科医、整形外科医、看護師、病棟薬剤師、理学・作業療法士、ソーシャルワーカーなどが協力して薬物治療、外科的治療、基礎療法（ケア、患者教育）、リハビリテーション、生活支援などを行っています。
また、赤十字病院の役割としては、急性期・救急医療も重要ですが、リウマチ・膠原病の診療においては重篤な合併症や急激な病状の悪化などのため、緊急に入院治療を要する場合も多々あります。
我々の施設では、そのような際には県内の各病院やクリニックの先生方から広くご紹介いただき、リウマチ・膠原病の急性期治療を担い、県内各地の先生方や患者さんたちが安心して治療していけるような体制づくりに努めております。
昨年も本当に多数の患者さんをご紹介いただきました。この場をお借りして厚く御礼申し上げます。