腎臓内科

ごあいさつ

検診で蛋白尿や腎臓が悪いといわれた場合はご相談ください

腎臓内科は蛋白尿や腎炎、腎機能障害(腎不全)、透析に関する疾患に対して診療を行います。検診で蛋白尿や腎臓が悪いといわれた場合はご相談ください。現在4名で診療を行っています。外来は月曜日、火曜日、木曜日の午前中です。また毎週木曜日午後から腹膜透析外来を行っています。腎疾患に関して腎炎から透析医療までの一貫した診療体制を目指しています。今後も腎臓専門センターとしての診療を、病診連携・逆紹介を含めて対応していきたいと考えていますので宜しくお願いいたします。

医療機関の認定

日本透析学会専門医認定施設
日本腎臓学会専門医認定施設

診療内容・特色

腎炎・ネフローゼ症候群から急性腎不全、慢性腎不全、透析合併症を含めて幅広く対応しています。腎炎・ネフローゼは腎生検による正確な診断と治療方針の確定の検査入院。多発性嚢胞腎に対してのトルバプタン導入入院。保存期慢性腎不全の教育入院。血液透析・腹膜透析導入を含めた入院。シャントトラブルを含めた透析合併症に対して入院および外来治療を行っています。
透析ベッドは17床あり、新規透析導入や透析患者の合併症の紹介に対応しています。
PTA(経皮的血管拡張術)は水曜日と金曜日の午前に外来で行っており病診連携室に連絡いただければ予約できます。また緊急の閉塞には適時対応しています。
腎炎に対してはIgA腎症に有効とされている扁桃腺摘出術およびステロイドパルス投与、さらに最近は高齢者のネフローゼ症候群に対しては、各患者の状態に合わせた治療を行っています。また、多臓器不全などに対しての急性血液浄化も積極的に行っております。
慢性腎臓病(CKD)予防の面から薬剤師、看護師、栄養士、ソーシャルワーカーと年4回の腎臓病教室(1、4、7、11月の第木曜日に約2時間程)を一般の方や患者さん、ご家族を対象に行い、同時にCKD患者には約2週間の教育入院も行っています。短い入院期間ですが入院前後で腎機能悪化の改善を認めています。
透析導入に当たっては、専任看護師による療法選択外来を活用し、血液透析、腹膜透析、腎臓移植、3者の選択を行います。Cr6前後での内シャント作成とSMAP法による腹膜透析カテーテルの皮下への埋め込みを行うことで、計画的な血液および腹膜透析導入を行います。移植を希望される方は大分大学腎泌尿器外科を紹介しています。